photo by 米谷優里
Lumber Coated Rust「OBLIVION」リリースインタビュー
Lumber Coated Rust。初めてその存在を知ったのは、2012年年末のフェク男祭りだったと思う。新宿アンチノックの階段下に設置された物販コーナーで、INFECTIONの諸石から 「俺の後輩バンドなんですよ。凄く頑張っているバンドなので、チェックしてあげてください!」とゴリ押しされたことを今でも鮮明に覚えている。当日リリースされた自主作 「VISIONS EP」を物販で購入し、帰宅後に音源をチェック。初のリリースであるにも関わらず、完成度の高い内容にビックリさせられたのが印象的だった。
それから1年と少し経った2014年の春先あたりから、ひょんなことがきっかけとなり、ギタリスト・ハシモトと連絡を取り合う機会が増え、メールのやり取りをしていく内に、彼らが音源を製作中だという事を知り、数年ぶりに彼らのライブを観にアンチノックに足を運んだのが去年の秋。フェク男祭りで初めて観た時以来、初めて彼らのライブを観たわけだが、初期よりも明らかにキャッチーさとへヴィさの対比が目立つようになっていたことに驚かされた。と同時に、このバンド、これから面白い存在になっていくかも・・・という思いも頭をよぎり、そのままCDをリリースしてみようと即決。ヴォーカリスト久恒の強烈なシャウト、さながらCrystal LakeのRyo君を彷彿させる、その強烈なスタイルに惚れ込んだのもリリースを決めた一つの要因だった。
初期のメタルコア、ポストハードコア色が強かったスタイルから、2000年代半ば頃のスクリーモサウンドのニュアンスを強めに押し出したスタイルへと変貌を遂げ、バンドのカラーが大きく変化した彼ら。初の全国流通作ということもあり、作品リリースに込めた思いや、楽曲のセルフライナーノート、今後どのようなバンドになって行きたいかといったことに焦点を当てて色々と質問をしてみました。おそらく本邦初公開(?)Lumber Coated Rustのインタビューです。
取材・文 / 関口仁士
──まずはCDリリース&12月12日に渋谷aubeで開催されたリリパ満員御礼おめでとう!最初の質問ってことで月並みだけど、バンド結成秘話やそれぞれメンバー紹介をお願いします!
久 : ボーカルを務めている久恒です!クリーンとシャウトの境目が無いような声を出せるように日々奮闘しております!宜しくお願いします!!
ハ : 作曲編曲ギターやってます、ハシモトハヤトです!よろしくお願いします。
ゆ : ベースやら打ち込みやらを担当しております、“ゆりと”です。ゆとりじゃないです。なんでもやります(なんでもやります)
龍 : ギター・ボーカルを担当してます、龍之介です。ブルッちまう漫画が好きです。よろしくお願いします!
ハ : バンドを組んだきっかけとしては、僕とボーカルの久恒が同じ大学のサークルで出会った所から始まりました。その後、前任メンバー、サポートメンバーを経て僕と久恒の後輩の龍之介が、そして僕の高校の同級生で以前一緒にバンドをやっていたゆりとが加入し現在の形に落ち着きました。
(以下 久 : 久恒、ハ : ハシモト、ゆ : ゆりと、龍 : 龍之介)
──Crystal LakeのRyo君が一時期サポートベーシストとして参加していたけど、これはどういった経緯で?
ハ : これは僕も記憶が曖昧なので変な事は言えないんですが、確か当時はベーシストが脱退して活動が出来ないという時期でして、僕らがうにゃうにゃとくすぶっている時に、「ベース弾かせろ」とRyoさんから連絡をいただいた事がきっかけでした。何度も「…冗談ですよね?(笑)」と確認した記憶があります。」
──メンバーみんな大学生ってことで若いバンドだけど、そもそもどういった音楽をきっかけに音楽に興味を持ったり、バンドをやろうと思ったの?
久 : 自分は幼い頃から、POPsを聴く家庭で育ち、その反動なのかは分からないですが、中学くらいから周りの影響もあってか、バンド音楽にハマっていきました。そしてDir en greyやSystem of a downなどのバンドに出会って、激しい音楽を聴くようになったと思います。実際、バンドでボーカルをやるようになったのも、高校時代に京やSerjに憧れてコピーしたのがきっかけです。
ハ : 僕は中学時代にASIAN KUNG-FU GENERATIONを聴いて、初めてバンドサウンドの音楽に触れ、ギターを始めました。その後ラウドミュージックへ足を踏み入れるきっかけとなったのはDir en greyであったりthe Gazetteのようなヘヴィなヴィジュアル系。そこからメタルと呼ばれる音楽に流れていきました。一番好きなバンドはL'Arc~en~Cielです!
ゆ : 音楽に興味を持ち始めたきっかけは、小学校時代、某とうふ屋が車流すアニメで“ユーロビート”という音楽にどハマりしたことだと思います。(小学校時代)
バンドというものに興味を持ち、やってみたいと思ったきっかけは、L'Arc~en~Cielとの出会いです。(中学校時代)
龍 : ビートルズやクイーン、サザンやウルフルズなどが好きな父と椎名林檎とジュディマリが好きな母の影響もあり、バンドとの距離は幼い頃から近かったです。
ギターを握ったきっかけは中学の頃に友達に誘われて。今もですが、当時からELLEGARDENやdustboxなどのメロコアが大好きだったのでギターを弾きながら歌うことへの憧れやモチベーションが今でもありますね。
──数年前のフェク男祭りで初めてLumber Coated Rustのライブを観て、その時に自主リリースした「VISIONS EP」をゲットして聴いたんだけど、当時はI THE BREATHERとかMEMPHIS MAY FIREとか、あっち方面に近い音だったよね。今回の音源は、ポップさに磨きがかかって、SilversteinとかFuneral For A Friend辺りに通じるニュアンスと、メタルコアのクロスオーバーて感じに仕上がったけど、この変化は一体どういった理由から?以前Lyric Video化された「skycrawler」辺りから変化の片鱗は感じられていたけれども。
ハ : 様々な要素が重なって変わっていったと考えているので、意図的に方向転換をしよう!という考えはなかったと思います。敢えて理由をあげるならば、
・自分たちが演って楽しい、好きな音楽を追求した
・表現したい事が増えた
・やりたい事と出来る事を考慮した
この辺りの考え方を念頭に置いて制作していった結果、現在のスタイルに落ち着いたと考えています。
──Lumber Coated Rustのスタイルって、今までいそうでいなかったタイプだけど、これだけバンドの数が多い状況の中、しっかりしたオリジナリティを持っているのは強みの一つになると思います。逆に、似た音を出しているバンドがいないってことで、マイナスになりそうに感じていることってってある?
ハ : 特にないと思います。ライヴに関しては、わかりやすい・ノリやすいパートが他バンドに比べると少ないかもしれませんが(ブレイクダウン・2step等)、特に問題視はしていません。
──最近色々なバンドマンから、間違いなくラウドシーンに世代交代の波が押し寄せてきているように感じる・・・て話をよく耳にします。Lumber Coated Rustは間違いなく若手枠だけど、今後どういったバンドになりたいとか、目標としているバンドはいますか?
ハ : envyさんのようであり、Crystal Lakeさんのようであり、UNITEDさんのようなバンドになりたいですね。音楽性というより、活動姿勢というか。音楽を作る事を辞めたくはないです。
久 : 現時点で目標にしている特定のバンドはあまり無いのですが、自分達の信念を曲げずに音楽をやり続けられるようなスクリーモバンドになりたいと思います。
龍 : 僕たちは本当に無名だし、後ろ盾が無いため発信力もありません。
その中でも口コミやネットで発見してくれてサポートしてくれる方々がいます。だからそうやってサポートしてくれる人に恩返しし続けられるような面白い仕掛けを打ち続けていきたいですね。そういった仕掛け的な意味でも、ライブ力でも、Crystal Lakeさんは一つの目標です。
ゆ : 冷静と情熱をうまく使い分けることのできるバンドになりたいと思っています。(意味深)
若手のバンド達で一丸となりこのシーンを盛り上げて、現状を少しずつでも脱却出来ればいいなと強く感じます。
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──さきの質問にも通じるけど、若手バンドが最近どんどんシーンに登場してきているけども、そんな彼らの中にシンパシーを感じるバンドだったり、共感するバンドっていますか?
ハ : Field of Forestさんかな。メタルコア・スクリーモを根幹に持っているけれど、そこだけに留まらず自分たちの好きな音楽のエッセンスを楽曲に混ぜていこうっていう姿勢は共感できますし、そこから最終的に生み出される楽曲のクオリティが文句なしですよね。好きです。
龍 : Say Hello To Sunshineさんですね!まず彼らの音楽そのものが大好きで、活動に対する姿勢やライブ力、どれをとってもグッときます。その中でも特にVoのRyoga君の存在感が突き抜けてると思っていて、見習う点は多いです。
ゆ : 具体的には挙げませんが、対バン式のイベントなどで、ライブがただただアツいバンドには「負けたくねえ!俺らもいいライブするぞ!」となっちゃいます。
久 : こちらも同じく特定のバンドというのは無いのですが、最近このシーンでは、解散や活休するバンドが絶えないという状況が長く続いているように思えるので、若手のバンド達で一丸となりこのシーンを盛り上げて、現状を少しずつでも脱却出来ればいいなと強く感じます。
──今作の収録曲はけっこうバラエティに富んでいるので、それぞれの曲のセルフライナーノートをお願いします!特にここに耳を傾けて欲しいて箇所だったり、ここには拘ったというような箇所があれば、その点を重点的に!
1. Lethe
ゆ : 枯れてしまった花に再び彩りが蘇るイメージ__。次の世界の扉の鍵穴に鍵を差し込むイメージ__。聴いている貴方の海馬にノスタルジーを落とし込みます。
サウンドメイクとしてはピアノとストリングスを中心に、“OBLIVION(忘却)”をイメージした機械音・効果音を多用してみました。」
2. skycrawler
久 : これは以前自分達が活動休止していた時期に出来た曲なので、非常に思い入れの強い曲です。最後にシンガロングパートがあるので、メロディーを覚えてライブで一緒に歌いましょう!
ハ : やっぱり最後の合唱はお客さん含めみんなで歌いたいなー!と思います。それ以外だと、LyricVideo版の音源にはないイントロ部分の浮遊感がお気に入りです。水族館にいるイメージで聴いて下さい。skyですけど。
ゆ : 「空へ。」__突き抜ける感じがものすごく出ていると思います。個人的に、当バンドに加入直後にできた最初の楽曲ということで、「始まりの曲」みたいな感情を抱いています。
龍 : 僕個人的にはやっぱりリリックビデオとは違うニュアンスで歌ってるサビを聞いてほしいですね!もっと言うと1番と2番でロングトーンのニュアンスが違います。気づいてたかな?(笑)
3, Iris
ハ : この情報量で3分っていう曲の尺が結構気に入ってます。あとは歌詞の物語が好きなので要チェックです。特にAメロ。
久 : 歌詞、メロディー、ボーカルラインの3者が1番ハマった曲だと個人的に思います。
その辺りを意識して聴いていただけると幸いです。
ゆ : 疾走感のある弩ロックナンバー!!聴き手の皆さんも何かに向かって突っ走りながら聴いていただきたいです。
龍 : この曲はライブでまた少し違うので、ライブに来て体感してほしいですね。歌って踊れ!
4. Pluto
ハ : ランバー史上最もヘヴィかも。Visionsで僕らを知ってくれた人が、「スカクロ、アイリスと聴いたら、物足りなく感じるのかな?」と思って作ってみた曲です。テーマはハイゲイン。
久 : 自分の中にあるあらゆるヘイトをとにかく撒き散らした曲です(笑)。むかつく奴がいたらこれを聴いて、曲の中でぶっ殺せば良いと思います。
ゆ : イカツイ、その一言です!ライブの際には、CDに収録されている音源とは違い、シンセサイザーやサンプリングモリモリのアゲアゲのバージョンなので、是非ライブの方にも足を運んでみて頂きたい。
龍 : スカクロのサビのような、Vo同士のかけ合いを更に強めて、見た目的にも面白くなったと思います。最後の歌だけのパートは皆で歌いましょう!myからyourへ、歌詞に注目です。そういうことです。
5. Visions
久 : 2012年に出したEPの再録曲ですね。過去の自分に負けないように歌ったので、前の音源と比較しながら聴いてみると面白いかもしれません。
ハ : 1番サビ後のフレーズがオススメ。休符を絡めたフレーズはランバーの楽曲の特徴のひとつでもあるので!
ゆ : Lumber Coated Rustといえばコレ!そんな楽曲になったのではないでしょうか。破壊と創造を繰り返すような幾何学的なチャグ、疾走感のあるサビメロディー。まさにLumber Coated Rust!
龍 : PlutoとVisionsのイカチイパートは何してもいいです。かかってこいや!
6. Re:sonance
ゆ : 死を約束されてしまった大切な人を救い出すため、何度も何度も時間遡行を繰り返すイメージで作曲致しました。歌詞を噛み締めながら聴くと“時空のうねり”に堕ちることができるイメージ__。
個人的に大サビ前のThis is one story...からの一節がエモ散らかしてて好きです。バンドとしても、個人的にも大切な一曲になったと思います。
ハ : この曲はバンドで初めてぼく以外のメンバー(ゆりと)が作った曲です。原形をゆりとが作って、ギターフレーズと歌メロのアレンジには僕も参加しました。
ゆりとの要素と僕の要素を聴いてみて感じとってみてください。
久 : このバンドで今までにないような曲に仕上がったと思います。間違い無くこのミニアルバムのアクセントとなっていると言えます。
龍 : サビのTo capture~のシンガロングの声は僕の声が中心なのですが、メンバー全員とエンジニアの克哉君の声も入ってます。ここのレコーディングは最高に面白かったです。(笑)
7. EVERLASTING
ハ : このアルバムのコンセプトの中心となる楽曲です。物理的な永遠って難しいけど、精神的な永遠はあると思うんだよねって曲です。
こだわりポイントは曲構成。supercellのMy Dearestだったり、ゆるめるモ!の生きろ!!のような曲冒頭のメロディをサビの締めに置くという構成の楽曲を以前から作りたいと思っていた為、今回制作にあたって取り組んでみました。
「曲頭から……おぉ!ここで帰ってきたー!!」という感じを楽しんでみてください。(笑)
久 : 最高に感情を込めて詞を書き、叫びました。
拳を胸に当てながら聴いていただくとよりエモくなれるのでオススメです。
龍 : 余談ですが、この曲のMVでの演出をyahikoworksさんと考えたのがバンド内で主に僕でして、前述のコンセプトに演出を当てたり、衣装やカットにもこだわったのでそこも注目してほしいですね。楽曲的には全部通して好きなんですけど、特にサビの下ハモが聞きやすさを暗に支えていて最高に好きです。
ゆ : 表題にはなっていないものの、MVとしてもリリースされたOBLIVIONのリードトラック。“冷たい炎”を感じて下さい。
──SAILING BEFORE THE WINDのkneeya氏や、PROMPTSのYoritsune氏がゲスト参加しているけど、音源を作りだす前から彼らをフィーチャリングしようと意識していましたか?それとも自然と参加してもらう流れになったとか?ゲストを迎えたということで、何か意識的に変化したや参考になったこともあればそれもお願いします。
久 : 今回フィーチャリングしてくれた2人は、日本国内において唯一無二の声を持っていると思ってて、僕がずっと尊敬しているボーカリストです。そんな2人に歌ってもらったことは、確実に刺激になったし、自身のボーカルとしての幅を広げる必要性を改めて感じることが出来ました。
ハ : 意識はありました。skycrawlerはアルバム制作開始前からあった曲ですが、Plutoは作り始める前からどんな曲にしようという事をメンバーと話し合っていて、その話し合いの時点でフィーチャリングをお願いしようと考えていました。
各フレーズの前後関係がしっかり線で繋がっている、連続性・物語性を感じる楽曲になるようにと意識をして制作していました。
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──今回の音源を作っていた際に苦労した点、時間をかけて表現した箇所があれば教えてください。
ハ : 重複する部分もありますが、個人的には楽曲の構成は凄く意識をしたし、苦労した部分でもありました。フレーズとフレーズを切り貼りしてくっつけただけの、点と点の集合体のような楽曲は作りたくなくて。そうではなく楽曲のテーマを踏まえた上で、各フレーズの前後関係がしっかり線で繋がっている、連続性・物語性を感じる楽曲になるようにと意識をして制作していました。
ゆ : ベースのレコーディング、打ち込み・編曲等を担当したのですが、やはり打ち込みの際に使う音のチョイスや和音の重ね方には毎回死ぬほど気使います。
久 : 苦労した点は、やはり作詞ですかね。今回はメンバーで話し合って、各曲ごとにコンセプトと曲名を決めた上で、作詞を行っていきました。
メンバー全員が伝えたいこと、表現したいことを包括的に英詞に落とし込んで、ボーカルラインを作っていくのはなかなか大変でしたが、個人的には結構良いものが出来たのではないかと思っています。」
龍 : 短納期の中で生まれた焦りと、曲の作れないもどかしさがありました。ゆくゆくは自分も作曲隊に加わって少しでも楽曲製作に貢献したいですね。
それでも自分ができることはやろうと、楽曲の顔となる声のニュアンスなどにはこだわりを強く持ち、ダメな箇所は再テイクを提案するなどして妥協の無いように進めました。
──PV化された曲が、まさかのバラード調なんだけど、この曲を選んだ理由を教えてください。
ハ : 選んだ理由は主に二つ。
・アルバムのコンセプトを表す楽曲だから。
・この曲が最も普遍性に富んだ楽曲だったから。
アルバムのプロモーションとして出すビデオなので、そのアルバムを象徴する楽曲を選定するべきだと考えました。
また、それだけでなくこの楽曲には細かい事を吹き飛ばす、誰の心にも届けられるくらいのパワーがあると確信していて。
Irisというアップテンポな楽曲を前もってFreeDL公開させるという保険もあったので、この楽曲をPV化させることに踏み切れました。
本当に究極的な野望ですが、カナダのトロントで出来たら最高です!(笑)
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──先日7YEARS TO MIDNIGHTと一緒にインドネシアに行った際、現地のバンドマンや業界関係者にLumber Coated Rustの音源を聴かせてみたら、かなり評判良かったです。国内以外でもライブをやってみたかったり、この国でライブをしてみたい!的な野望はある?
ハ : インドネシア!ワールドワイドランバー!良いですね、ライヴしてみたいです。でも個人的には日本で叶えたい野望がいくつもあるので、いまは国内市場に挑戦していきたい気持ちがあります。
龍 : 僕もハシモトさんに共感しますね…当分は国内での地盤を強化したいなと考えてます。その先を見れる余裕は今のところないのかなとも。
久 : 本当に究極的な野望ですが、カナダのトロントで出来たら最高です!(笑)
自分が敬愛しているSilversteinの本拠点であるその地で、自分達の音楽がどれほど通用するのか試してみたいですね…(てかあわよくば対バンしたい…!)
ゆ : ドイツとか行きたいです!(ソーセージがおいしそうなので)
──何はともあれ、初の全国流通作が無事にリリースされたわけなので、今後の抱負的なもので〆をお願いします!
ハ : 無事にリリースできました。リリースにあたり協力してくださった皆様、そしてなんといってもCDを手に取っていただけた皆様には感謝の念でいっぱいです。本当にありがとうございます。
1~3月でOBLIVIONのツアーとして主に東名阪を回るツアーをしますが、四月以降からも色んな土地に行ってライヴをしていきたいなと思っています。北海道、東北、北陸、中国、四国、九州、沖縄!!行きたいなー!ライヴもしつつ制作を進めていって、今年は数作品だしていきたいですね。僕たちと一緒に楽しい2015年にしましょう!ライヴハウスで待ってます~(бωб)
ゆ : 音源・ライブ、どちらも観聴きして下さるみなさんに“くる…っ!”って感じがより伝えることができるバンドになることができたらいいなと思います。
龍 : ランバー営業部長として、何かと仕掛けを考えることが多いです。今回の反省点や改善点などを次に活かして、バンドをさらに成長させていけたらなと思っています。それこそが応援してくれる皆への恩返しだと思うので、更にでっかくなった姿を見せられるように頑張ります!
久 : 3年半の活動を経て、念願の全国リリースを実現出来たのは、今まで支え合ってきた仲間や応援して下さった皆さんのお陰です、この場を借りて改めてお礼をさせていただきます。本当にありがとうございます!
今後は、この流れを止めることなく更にバンドを大きくしていけたらなと思います、今後もLumber Coated Rustを宜しくお願いします!!